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GO!GO! 千葉ジェッツ

島田慎二代表が綴る『千葉ジェッツの奇跡』Bリーグ集客ナンバー1クラブの秘密

サイン入り著書を抽選で5名様にプレゼント! 選手へのメッセージも同時受付。

2017/09/25

千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けする千葉ジェッツ公式応援サイトです。どのメディアよりも熱く深い愛情を持って取材記事を更新していきます。

千葉県初のプロチームとしての夢と現実

船橋市にプロのバスケットボールチームができることを知ったとき、心が躍ったことをいまでも鮮明に覚えています。当時はテレビでバスケットボールの試合を放映することはほとんどなく、かと言って会場に足を運び観戦するのはかなりのバスケットボール通でした。
また船橋市で開催される試合は少なかったので、子どもたちのバスケットボール人口が多いにも関わらず、実業団やプロ選手のプレーを見る機会にあまり恵まれませんでした。だから千葉ジェッツの誕生は、これからバスケットボールが身近になる、子どもたちの夢になると、楽しみで仕方がありませんでした。

そして迎えた1シーズン目。2011年9月3日のプレシーズンゲームが開催された船橋アリーナには、目をキラキラを輝かせた子どもたちがいっぱいいました。さらに、10月22日のbjリーグホーム開幕戦。マスコットキャラクター・ジャンボくんの発表、STAR JETSのパフォーマンス、松平健さんによる『マツケンサンバ2』披露、会場内のグルメ、オリジナルグッズ…どれをとっても初めてのことばかりで、しかも試合は延長の末に逆転勝ちをおさめるドラマチックな展開で、詰めかけた1,783人は熱狂したのでした。

1,783人――。

この夢の空間で、空席が目立つ会場を厳しい目で見ていた人物がいたことを、『千葉ジェッツの奇跡 Bリーグ集客ナンバー1クラブの秘密』を読んで知りました。それが筆者であり、後に千葉ジェッツふなばしの代表取締役社長となる島田慎二さんです。著書では当時の千葉ジェッツを、経営者の観点から厳しい切り口で語っています。「こんなことまで書いていいのかというところまで言及した」とおっしゃるように、現在の千葉ジェッツを作ってきた歩みが包み隠さず紹介されています。

正直なところ、創設以来ずっと夢をもらい、たくさんの子どもたちの笑顔を会場で見てきた私としては、知らないほうがよかったかなと思う話もありました。しかし読み進めるにつれ、そのすべてが今の千葉ジェッツにつながっていることがわかり、受け止めている自分がいました。そして思い出したのです。社長交代のニュースリリースに驚き、当時のスタッフさんに複雑な気持を正直に伝えたところ、「私たちがそうしたいと思ったことなので期待してください!」と笑顔で言われたことを。
2011年10月22日、千葉ジェッツは記念すべき開幕戦を船橋アリーナで迎えた。<br>新たな夢の舞台である一方で、空席が目立つ。
2011年10月22日、千葉ジェッツは記念すべき開幕戦を船橋アリーナで迎えた。
新たな夢の舞台である一方で、空席が目立つ。

「何かをやり遂げるということは、あきらめないで継続すること」

「忘れもしない6月23日、bjリーグ脱退の決意を帝国ホテルで朝まで語り合ったことを書いてます」と、著書について島田社長は語り始めました。

― bjリーグからNBLへの移籍を決断した裏にあった出来事ですね。

いままでたくさんインタビューされて何となくみなさんもわかってくださっていると思いますが、その隙間も埋めて、どういう気持ちで決断し、選手とどういう話をしたのか、すべてを書きました。これを読めば丸わかりですよ。私の生きざまとジェッツの歴史が。

― ジェッツの歴史を綴ったノンフィクションですか?

ジェッツの再建から天皇杯優勝までのことと、私と川渕さんの話です。ノンフィクションなので事実を語りつつも、元気になれるような、生きていく力になるようにしています。なんとなくジェッツの軌跡をなぞったというわけではなく、その中の生きざまを書きました。若い子がモラトリアムでどうすればいいんだろうというときにも読んでほしいと思っています。
昨シーズンのホーム最終戦(2017年5月3日)にかけつけた川淵三郎川淵三郎エグゼクティブアドバイザー。
昨シーズンのホーム最終戦(2017年5月3日)にかけつけた川淵三郎川淵三郎エグゼクティブアドバイザー。
― タイトルの「千葉ジェッツの奇跡とは?」

ジェッツをモチーフにしながらも、ジェッツの奇跡のような5年間を通して、生き方に対して提案している内容です。元気のない人が元気になってくれればいいなと思って書いているので、読み終わったらめちゃくちゃ元気になりますよ。

― この本はどんな方に読んでほしいですか?

ジェッツのブースター、バスケファンはもちろんですが、もともとこれを書こうと思ったのが、学生のバスケ部、帰宅部、サラリーマン、経営者、みんなに読んでほしいということでした。何かをやり遂げるということは、あきらめないで継続すること、それを伝えています。「おわりに」にまで重たいこと、哲学的なこと言い、「おーっ」ということを随所に入れました。
川渕さんが、「これをJリーグの社長全員に配るから、話をしてくれないか」っておっしゃっています。今まではJリーグからBリーグが学んでいたのに、今度はBリーグからJリーグです。
昨シーズン最終戦の観客動員数は7,327人の新記録。<br>(2017年5月3日撮影)
昨シーズン最終戦の観客動員数は7,327人の新記録。
(2017年5月3日撮影)

この5年間の生きざまを描いた一冊からのメッセージ

関東アーリーカップで、ブースターからのリクエストに応えて著書にサインをする島田代表。
関東アーリーカップで、ブースターからのリクエストに応えて著書にサインをする島田代表。
表紙の写真は、優勝を果たした天皇杯の決勝戦、試合に入る直前のスターティング5の円陣が採用されました。優勝の影で島田社長がある決断したことを知り、この写真が使われている意味を知りました。

この本は、ジェッツの夢物語を綴ったものではありません。確固たる覚悟で現実に向き合い、立ち上がり、再建を果たし、なおも上昇気流に乗る企業を率いる経営者のこの5年間の生きざまを語った一冊です。その生きざまを通して、バスケファンのみならず、子どもたち、社会人、経営者、すべての人に贈られるメッセージが随所に込められています。

おそらく読者が置かれた状況によって、どの部分が心に刺さるかは違ってくるでしょう。私は自分の人生や仕事に置き換えて考えさせられ、明日何をやるべきなのか、どうしたいのか想いを巡らし、明日も頑張ろって思えました。みなさんがどのように感じるか、読者プレゼントを用意しましたのでぜひ読んでみてください。

島田代表の直筆サイン入りの『千葉ジェッツの奇跡 Bリーグ集客ナンバー1クラブの秘密』を抽選で5名の方にプレゼントします。
このページの下にある「応募する」ボタンからご応募ください。
※応募締め切り:2017年10月15日
※当選発表は、商品の発送(10月17日頃)をもってかえさせていただきます。


また同時に、千葉ジェッツへの応援メッセージ、コーチ・選手・スタッフさんへのメッセージや質問もお受けします。いただいたメッセージは責任を持って千葉ジェッツにお伝えしますので、ぜひ!!


プレゼントの募集は10月15日をもって終了しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
当選発表は商品の発送(10月17日頃)をもってかえさせていただきます。
お寄せいただいたメッセージは責任を持って千葉ジェッツに伝えます。
また質問については千葉ジェッツと相談の上、何らかの形でお答えするようにしますので待っていてくださいね。
『千葉ジェッツの奇跡』Bリーグ集客ナンバー1クラブの秘密<br>島田慎二著(KADOKAWA 1400円+税)
『千葉ジェッツの奇跡』Bリーグ集客ナンバー1クラブの秘密
島田慎二著(KADOKAWA 1400円+税)
《目次》
プロローグ:“箱もの産業”の宿命と挑戦
第1章:ジェッツの再建
第2章:bjリーグからの脱退
第3章:戦うための組織改革
第4章:観客動員数ナンバー1になるまで
第5章:ジェッツを支える「理念」
第6章:川淵キャプテンとの出会い
第7章:Bリーグの未来
エピローグ:100年続くクラブへ

《著者プロフィール》
島田慎二(しまだ・しんじ)
千葉ジェッツふなばし 代表取締役社長
B.LEAGUEバイスチェアマン
1970年11月5日、新潟県生まれ。92年、日本大学法学部卒業後、マップインターナショナル(現・エイチ・アイ・エス)入社。95年、ウエストシップ設立。2001年、ハルインターナショナル設立。10年、全株式を売却。同年、リカオン設立。12年、ASPE(千葉ジェッツ運営会社)代表取締役就任。15年、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ理事就任。17年5月、Bリーグバイスチェアマン就任を発表。

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