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加曽利貝塚では博物館学芸員とかそり貝塚ガイドの会員が共に協力して、必要ならいつでもどんな作業でも機動力を活かし対処していますが、今回は茅屋根の補修に挑戦です。
加曽利貝塚の復元集落のうち、111号竪穴住居跡に復元した竪穴住居の屋根が経年劣化し、強雨や長雨の時は雨漏りをするようになりました。菜種梅雨を迎える前の対策が必要と判断され、学芸員の指導の下に茅屋根の修復を成し遂げました。
南貝塚東南部の復元集落
北西側屋根の損傷が目立つ
保管・乾燥した茅を取り出す
作業の段取りを打ち合わせ
茅葺に適した大小の束を作る
いざ、屋根葺き作業開始
劣化の激しい古茅を外す
新しい茅を葺く
麻縄で押縁をしっかり固定する
茅の先を揃える‐微妙な力加減が必要
修復前
修復後
なかなかの頑張りで、きれいに仕上がりました。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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