Cute Movies
監督:ギル・ケナン
【ちょっぴり怖いアドベンチャーで新年の幕開けを!】
ハッピーニューイヤーでございます!お雑煮やお屠蘇でお腹いっぱい!ご満足の皆様!
今年も茶柱達蔵が楽しい映画の数々をご紹介いたします!
唐突ですが、お化け屋敷といえば・・・真夏の風物詩はたまた肝試し!と、相場は決まってます・・・が、なんとお正月早々、ちょっぴり怖くてワクワクしちゃうお化け屋敷ムービーが公開されます。
世界中どの町にも“怖い家伝説”がありますよね。例えば、もう誰も住んでいない近所の家の二階の窓に人影が・・・廃墟と化した近所の家から時々すすり泣く女の声がする・・・とか、最近では“引っ越せ、引っ越せ!”とフトンと叩きながら怒鳴る近所のおばちゃん・・・とかねエ・・・怖い家は様々ありますが、そんな怖い家を遙かに凌ぐのがこの「モンスター・ハウス」なのです!
DJ、チャウダー、ジェニーは同じ町に住む子供たち。三人は近所にあるネバークラッカー老人の住む不気味な家が、世にも恐ろしい人食いハウスであるという事を突き止めます。DJたちは町の為、“モンスター・ハウス”に立ち向かっていく・・・
玄関が口のように裂け、舌のような絨毯で子供たちに襲いかかるモンスター・ハウスは、まるで感情を持った生き物・・・いやおぞましい化け物。究極のCGアニメーションで描かれた怒り狂った家の表情はとにかくリアルで見事! 主人公たちより主役かも?
スティーヴン・スピルバーグ&「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズの監督ロバート・ゼメキスが製作を担当したのだから面白くない訳がない!
中盤まで怖くて、怖くて、ハラハラ、ドキドキの展開なのだが、ネバークラッカー老人の“愛の家”が、何故?“モンスター・ハウス”に変貌してしまったのかが、解き明かされる後半は、哀しくも美しい真実に思わずホロリ・・・
おせちに飽きたら、お年玉で“モンスター・ハウス”を見て、皆で震えましょう!
震える角には福来たるって言うでしょ?(え?言わないか!)
text by... 茶柱達蔵
2007/01/04