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GO!GO! 千葉ジェッツ

数字にならないプレーでチームに貢献 板倉令奈選手

ゲームの流れを変える場面でビッグプレー

2013/04/10

千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けします。

「部活をしている子どもたちが見てためになるチーム」

194cmの長身も一つの武器となる板倉選手
194cmの長身も一つの武器となる板倉選手
投げる直前に下唇を噛むような表情になるのをご存じですか…?
投げる直前に下唇を噛むような表情になるのをご存じですか…?
チームを牽引するベテラン日本人選手の一人、板倉令奈選手(SF・背番号18)。
流れが相手に傾きかけると、タイトなディフェンスで食い止め、引き離されたくないと思うところでシュートを決める勝負強さがあります。

2月23・24日、連敗を期した秋田ノーザンハピネッツ戦は、前半でリードされ、そこから追いついて接戦に持ち込む展開でした。
24日の試合後にお話をうかがいました。

「昨日の前半は特に、自分たちの準備不足と、自分たちのディフェンスを忘れてしまっていたのが原因だと思います。準備不足というのは、うちのシステムの中で秋田にどう対応するかというところを、この1週間でチーム内で統一できていなかったことです」

しかし、決して悪い内容ではありませんでしたし、勝敗の分かれ目は紙一重でした。ジェッツが見せるバスケットの魅力についてうかがってみました。

「ジェッツは、bjの中でもっともディフェンスに意識を置いているチームだと思います。派手ではないけれども、部活をやっている子どもたちが見てすごくためになるバスケットボールだと思っています。みんなで守ってみんなで攻めるところがジェッツのいいところなので、そういうところを見てください」
チームが一つになり同じ方向を目指します。
チームが一つになり同じ方向を目指します。
その中で、板倉選手はどのような役割を担っているのでしょうか?

「チームディフェンスの中の一翼を担っています。チームルールを守りながらタフなディフェンスをして、その後すぐ走って、チャンドラーにスクリーンかけたりとか、あまり数字に出ないプレーを心がけています。そこを見てもらえたら嬉しいです」
特に最近、ここぞというときの勝負強さを感じます。

「そういう風に見てもらえると嬉しいですね。ぼくのマークマンは大体ボクより小さいので、必ずリバウンドはとれると思って入っています。シュートはいつも練習しているので、日本人のシュートチャンスは少ないかもしれないけど、そこでいかに確実に決められるかというのは常に考えています」

チーム全員で戦う試合は、今年のジェッツの魅力ですね。

「昨年よりも、チーム全体で一つの方向に向かっているという実感があるので、プレーしていても面白いです。連勝・連敗で波のあるところばかり見せてしまっていますが、安定した千葉ジェッツを見せられるように頑張りますので、最後まで熱いブーストをお願いします!」

試合中の戦うイメージとは違い、とても優しい表情で、ときに笑顔で話してくださる板倉選手。
最後の写真から少しでもみなさんに伝わっているといいのですが。

「数字にならないプレーでチームに貢献する」と、胸を張って話す板倉選手に、チームプレーを大切にしている気持ちを強く強く感じました。